少年野球の全国大会として、高円宮杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントおよび全国スポーツ少年団軟式野球交流大会があり、そこに勝つのがナンバーワンであるとの見方もあります。
しかし、神明あかふじ米兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会は、兵庫県内でもっとも読まれているといっていい神戸新聞の主催ということもあり、同新聞で地区予選から大々的にとりあげられます。そのうえ、準決勝、決勝をほっともっとフィールド神戸で行い、お盆に地方局のサンテレビで放送されるということで、おじいちゃん、おばあちゃんの世代まで知名度が高く、ビックイベントとなっています。
全国大会のある大会では、地区予選が6年生卒業前でポジションも定まっていない状況の2月頃から行われ、チームとしてはまだまだの中での地区代表選考となっていきます。
また、全国大会を勝ち取った場合、保護者の負担が多く、結果的にあまりよくない場合も多々でてきます。
そこで最初から「あかふじ米勝ちに行くぞ!」といった目標を掲げておられるチームも多くあります。
ここでは、2010年以降のあかふじ米兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会の結果から、兵庫県最強チームはどこか?といった視点で見ていきたいと思います。
2010年以降のあかふじ米少年野球大会結果
度 | 大会 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | ベスト4 |
2024 | 36 | 枝吉パワーズ(神戸) | 洲本三熊クラブ(淡路) | 花谷少年野球部(神戸) | 善防少年野球クラブ(北播) |
2023 | 35 | 小野東スポーツ少年団 (北播) | 成徳イーグルス(阪神) | 香寺クラブジュニア(姫路) | 浜手ロイヤルズ(東播) |
2022 | 34 | 佐用WHARPジュニア(西播) | 志筑少年野球団(淡路) | ウッディボーイズイースト(摂丹) | 広陵少年野球部(神戸) |
2021 | 33 | 東播ナインストリーム(東播) | 柏原スターズ(摂丹) | 浜甲タイガース(阪神) | 二見フレンズジュニア(東播) |
2019 | 32 | 宝殿スピリット(東播) | 飾磨野球クラブ(姫路) | 岩岡サニーズ(神戸) | 八鹿ジュニアベースボールクラブ(但馬) |
2018 | 31 | 成徳イーグルス(阪神) | 花谷少年野球部(神戸) | くるみビックス(北播) | HIOKAパワーズ(東播) |
2017 | 30 | 花谷少年野球部(神戸) | 白浜イーグルス(姫路) | 小部東アローズ(神戸) | 西脇少年スポーツ少年団(北播) |
2016 | 29 | 西脇少年スポーツ少年団(北播) | 成徳イーグルス(阪神) | 東播ナインストリーム(東播) | 稲美エンジェルス(東播) |
2015 | 28 | 武庫西パイレーツ(阪神) | 本山南少年野球部(神戸) | 花谷少年野球部(神戸) | TAKASHO(東播) |
2014 | 27 | 花谷少年野球部(神戸) | 飾磨野球クラブ(姫路) | 東須磨少年野球部(神戸) | 洲本三熊クラブ(淡路) |
2013 | 26 | 山東少年野球クラブ(但馬) | 花谷少年野球部(神戸) | 香寺クラブジュニア(姫路) | 洲本ゴンターズ(淡路) |
2012 | 25 | 七松バッファローズ(阪神) | 白川ホーネッツ(神戸) | 花谷少年野球部(神戸) | 広畑コンドルズ(姫路) |
2011 | 24 | 花谷少年野球部(神戸) | 横屋川井少年野球団(神戸) | 泉少年野球クラブ(北播) | 三木ユニオンズクラブ(北播) |
2010 | 23 | 香寺クラブジュニア(姫路) | 三草スポーツ少年団(北播) | 東自由が丘ベアーズ(北播) | 小松原野球部(東播) |
2010年以降で、花谷少年野球部(神戸)が3回優勝しています!
兵庫県最強チームといって間違いないでしょう!!
複数回ベスト4にはいっているチーム
少年野球は地域に密着しており、能力の優れた野球少年が毎年集まってくるということはあまり考えられません。そういった中で、上記の理由から優勝を狙ってくるチームが多いこの大会で複数回進出し上位にはいることは至難の業といえます。
そこで、本大会にて複数回ベスト4にはいっているチームをみてみました。
- 花谷少年野球部(神戸)優勝3回、準優勝2回、ベスト4 3回
- 成徳イーグルス(阪神)優勝1回、準優勝2回
- 香寺クラブジュニア(姫路)優勝1回、ベスト4 2回
- 西脇少年スポーツ少年団(北播)優勝1回、ベスト4 1回
- 飾磨野球クラブ(姫路)準優勝2回
花谷少年野球部は優勝を含め、2010年以降8回ベスト4以上という素晴らしい成績です。
複数回ベスト4に入っているチームは、5チームしかなく兵庫の少年野球界では名前を知らない人がいない名門です。
最後に
いかがだったでしょうか?
マクドナルド・トーナメント、スポーツ少年団全国大会とはまた違った結果となっており、スケール的にも目指すべき大会なのかもしれません。
子供さんが少年野球をやっていく中で知っておいて損はないはずです。
是非とも小学生最後の夏休みに、素晴らしい思い出となるようを親子共々頑張ってください!
また、2024年は、枝吉パワーズ(神戸)の優勝で幕を閉じております!
今後の勢力図がどう変わっていくか非常に楽しみであります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。