軟式少年野球の主要全国大会として、
- 全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント
- 全国スポーツ少年団軟式野球交流大会
があります。
ここでは、その2大会の実績より少年野球最強チームを探っていきます。
目次
大会の概要
夏休みの8月前半と中半に行われます。
強豪チームでは、両方とも出場するチームも多数あります。
マクドナルド・トーナメントにおいては、「小学生の甲子園」と呼ばれ夢の大会となっており、平成21年より明治神宮野球場で開催されています。
スポーツ少年団交流大会においては、今ではさまざまな場所で行われていますが、平成18年から平成26年までは札幌ドームで行われていました。
私の子供の世代は、まさにその時代でした。「目指せ水戸」「目指せ札幌」と多額の遠征費用が必要になるかもしれないということで、全国大会への夢とともに積み立てしておりました。
マクドナルドカップの結果
年度別実績
令和6年・・・優勝:新家スターズ(大阪府)、準優勝:北ナニワハヤテタイガース(兵庫)
令和5年・・・優勝:新家スターズ(大阪府)、準優勝:不動パイレーツ(東京第2)
令和4年・・・優勝:中条ブルーインパルス(石川)、準優勝:長曽根ストロングス(大阪府)
令和3年・・・優勝:長曽根ストロングス(大阪府)、準優勝:北名古屋ドリームス(愛知)
令和元年・・・ 優勝:多賀少年野球クラブ(滋賀)、準優勝:茎崎ファイターズ(茨城)
平成30年・・・ 優勝:多賀少年野球クラブ(滋賀)、準優勝:根差部ベースナイン(沖縄)
平成29年 ・・・優勝:東16丁目フリッパーズ(北海道南)、準優勝:北ナニワハヤテタイガース(兵庫)
平成28年・・・優勝:長曽根ストロングス(大阪府)、準優勝:小野東スポーツ少年団(兵庫)
平成27年・・・優勝:長曽根ストロングス(大阪府)、準優勝:東松山野球スポーツ少年団(埼玉)
平成26年・・・優勝:和気軟式野球クラブ(愛媛)、準優勝:根上学童野球クラブ(石川)
平成25年・・・優勝:曽根青龍野球部(兵庫)、準優勝:JBC玉城(三重)
平成24年・・・優勝:鳥羽野球部(福井)、準優勝:東松山野球スポーツ少年団(埼玉)
平成23年・・・優勝:長曽根ストロングス(大阪)、準優勝:守山ボーイズ(愛知)
平成22年・・・優勝:常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)、準優勝:宮ノ陣フラワーズ(福岡)
概要と評価
過去10年実績では、長曽根ストロングス2連覇を含む4回優勝。多賀少年野球クラブが昨年、一昨年と2連覇の2回優勝となっており、双方凄いですが、長曽根ストロングスに軍配が上がります。
長曽根ストロングス過去20年の実績
令和 4年・・・準優勝(初)
令和 3年・・・優勝(7度目)
令和元年 ・・・BEST16
平成30年・・・第3位
平成29年・・・第3位
平成28年・・・優勝(6度目・2連覇)
平成27年・・・優勝(5度目)
平成24年・・・BEST8
平成23年・・・優勝(4度目)
平成22年・・・BEST16
平成21年・・・BEST8
平成18年・・・準優勝
平成17年・・・優勝(3度目)
平成16年・・・第3位
平成15年・・・優勝(2度目・2連覇)
平成14年・・・優勝(初優勝)
平成13年 第3位(初出場)
2021年度に久々の復活優勝! この安定した強さ、凄すぎますよね。
スポーツ少年団軟式野球交歓大会
年度別実績
令和6年・・・ 優勝A:長曽根ストロングス(大阪府)、優勝B:古高松ブルースターズ(香川)
令和5年・・・ 優秀賞:札幌オールブラックス(北海道)、土淵ボンバーズ(岩手)、河津ジャガーズスポーツ(静岡)、大野レッドホークス (香川)
令和4年・・・ 優勝:成徳イーグルス(兵庫)、天理市スポーツ少年団(奈良)
令和元年・・・ 優勝:新家スターズ(大阪)、準優勝:真喜良サンウエーブ(沖縄)
平成30年・・・優勝:竜王野球(滋賀)、準優勝:南津守タイガース (大阪)
平成29年 ・・優勝:千代ウィング(福岡)、準優勝:木津ブライト(愛知)
平成28年・・・ 優勝:多賀少年野球クラブ(滋賀)、準優勝:館野学童野球クラブ(石川)
平成27年・・・ 優勝:新家スターズ(大阪)、準優勝:多賀少年野球クラブ(滋賀)
平成26年 ・・・優勝:別府鶴見小マリンズ(大分)、優勝:ファイヤーボーイズ(愛知)
※同点優勝
平成25年・・・ 優勝:広畑コンドルズ(兵庫)、準優勝:笠郷野球(岐阜)
平成24年・・・ 優勝:JBC玉城(三重)、準優勝:多賀少年野球クラブ(滋賀)
平成23年・・・ 優勝:鴻ノ巣少年野球クラブ(長崎)、貴志少年野球(和歌山)
平成22年・・・ 優勝:小野幌ライオンズ(北海道)、平井軟式野球(香川)
概要と評価
過去10年実績では、多賀少年野球クラブが、優勝1回、準優勝2回となっております。長曽根ストロングスは、平成19年以降出場されていませんが、全国大会が重複するため辞退しているようです。多賀少年野球クラブについても同様ですが、マクドナルドがダメな場合は確実にスポ少で結果を残しています。全国優勝がこの10年では3回となり、長曽根ストロングスと互角といったところでしょう。
ここで、新家スターズの活躍が目立ちます。スポ少全国大会で優勝2回されています。長曽根、多賀の最強の一角に確実に食い込んできています。令和6年にマクドナルドカップ2連覇達成の偉業を果たしました!
長曽根ストロングスと同じ大阪の泉州地区ということで、野球レベルの高い地域であることがわかります。
OBのプロ野球選手
長曽根ストロングス
- 楽天イーグルス 石橋良太投手
- 楽天イーグルス 田中耀飛選手
- 西武ライオンズ 西川愛也選手
3名も輩出しています!!
多賀少年野球クラブ
・楽天イーグルス 則本昂大投手
1名とはいえ、あの則本投手を輩出しています!!!
結果発表~!!
過去10年間では全国優勝回数2021年度優勝した長曽根ストロングスが4回で勝利。
プロ野球選手の輩出数では、長曽根ストロングスが3名と勝利。
過去の実績からいけば長曽根ストロングス、2連覇を果たしている多賀少年野球クラブ、新家スターズ!
ん~ 3チームとも凄すぎです!! はっきり言って3チームとも最強です!
あえて選ぶなら・・・
長曽根ストロングスを最強チームとこの記事では決定します!
最後に
いかがだったでしょうか?
ここ最近スポーツ界の暴力問題が取り沙汰され、少年野球界も例外ではなくなってきました。
注目されるチームであればあるほど、厳しい目で見られます。
ここにあげたチームであれば、そういった問題も乗り越えて、今後も常勝チームとして活躍されていくのでしょう。
勝つことだけが少年野球ではありません。しかし、素晴らしい結果を残せば得るものは非常に大きいものです。
こういった凄いチームがあるということを頭の片隅においていただければ、子供さんが少年野球をはじめる際にきっと役に立つ日が来るとおもいます。
それでは、素晴らしい少年野球生活を過ごされることをお祈りしております。