目次
- 1 はじめに
- 2 通算20勝以上投手と略歴
- 2.1 1位 <36勝> 上原 浩治
- 2.2 2位 <34勝> 明松 英俊
- 2.3 3位 <32勝> 榊原 諒
- 2.4 4位 <31勝> 松葉 貴大
- 2.5 5位 <30勝> 森 跳二
- 2.6 6位 <29勝> 宮川 将
- 2.7 7位 <26勝> 水田 憲
- 2.8 8位 <25勝> 大橋 成行
- 2.9 8位 <25勝> 高木 啓充
- 2.10 10位 <24勝> 金子 歩
- 2.11 10位 <24勝> 藤谷 修平
- 2.12 12位 <23勝> 大福 翼
- 2.13 12位 <23勝> 松永 昂大
- 2.14 14位 <21勝> 瀧川 大輔
- 2.15 15位 <20勝> 島田 成也
- 2.16 15位 <20勝> 與座健人
- 2.17 15位 <20勝> 伊原正樹
- 3 特徴と考察
- 4 20勝以上投手の大学と優勝回数の比較
- 5 上原 浩治投手その他の記録
- 6 最後に
はじめに
大阪体育大学、天理大学、関西国際大学の3校を中心に優勝争いが繰り広げられる阪神大学リーグ。
高校野球の超高校級エリートはいないと言っても過言ではないですが、雑草魂で知られる上原浩治さんに象徴される夢のあるリーグであると感じています。
ここでは、通算勝利数ランキングとその選手の略歴をまとめてみました
通算20勝以上投手と略歴
※1993年以降の記録
1位 <36勝> 上原 浩治
- 1995年春~1998年秋
- 東海大仰星高校→大阪体育大学→読売ジャイアンツ→オリオールズ→レンジャーズ→レッドソックス→カブス→読売ジャイアンツ→2019年引退
2位 <34勝> 明松 英俊
- 1994年春~1997年秋
- 星林高校→甲南大学→小西酒造→サンジルシ醸造→トヨタ自動車→2002年引退
3位 <32勝> 榊原 諒
- 2005年秋~2008年秋
- 中京高校→三菱自動車岡崎→関西国際大学→日本ハムファイターズ→オリックスバッファローズ→全三重
4位 <31勝> 松葉 貴大
- 2009年春~2012年秋
- 東洋大姫路→大阪体育大学→オリックスバッファローズ→中日ドラゴンズ
5位 <30勝> 森 跳二
- 2001年春~2004年秋
- 生駒高校→関西外国語大学→広島東洋カープ→2010年引退
- 関西外国語大学初のプロ野球選手です!
6位 <29勝> 宮川 将
- 2009年春~2012年秋
- 大体大付属浪商高校→大阪体育大学→東北ゴールデンイーグルス
7位 <26勝> 水田 憲
- 2005年春~2008年春
- 三本松高校→関西外国語大学
8位 <25勝> 大橋 成行
- 1994年春~1997年秋
- 明石高校→甲南大学→日本新薬
8位 <25勝> 高木 啓充
- 2002年秋~2005年秋
- 宇和島東高校→大阪体育大学→東京ヤクルトスワローズ→2011年引退
10位 <24勝> 金子 歩
- 1993年秋~1996年秋
- 大阪体育大学
10位 <24勝> 藤谷 修平
- 2010年春~2013年秋
- 玉野光南→天理大学→JFE西日本
12位 <23勝> 大福 翼
- 2002年春~2010年秋
- 島上高校→大阪産業大学→JR東海
12位 <23勝> 松永 昂大
- 2007年春~2010年秋
- 高松商業→関西国際大学→千葉ロッテマリーンズ
14位 <21勝> 瀧川 大輔
- 1996年春~1999年秋
- 滝川第二高校→姫路獨協大学
15位 <20勝> 島田 成也
- 1993年秋~1996年秋
- 大産大付属高校→大阪産業大学→日本新薬
15位 <20勝> 與座健人
- 2012年秋~2015年秋
- 沖縄尚学高校→関西国際大学→パナソニック
15位 <20勝> 伊原正樹
- 2005年春~2008年秋
- 岡山共生高校→関西国際大学→オリックスバッファローズ→2014年引退
- 創部11年目で初のプロ入り選手
特徴と考察
阪神大学リーグは勝ち点制になっており、2勝すれば勝ち点1となります。
6チームありますので、1節最大10勝で完全優勝です。
1年春から登板したとして、4年秋までで8シーズンありますので、全部一人で投げ切れば、最大80勝ということになります。
基本的に絶対的エースであれば、固定で初戦と3試合目の登板予定となり、ダブルエースとなれば、それだけ登板数も少なくなります。
大阪体育大学の松葉投手、宮川投手の時代のように、逸材が重なれば、1節1登板となり、1シーズン最大5勝といった感じになりますので、最大40勝となります。
上原投手の36勝は、1回生の春から大学4回生を相手に勝ち続け、平均4勝以上というもの上原が投げれば勝つという凄い成績であることがわかります。
20勝以上投手の大学と優勝回数の比較
勝利数は投手力だけでなく、当然チーム力の結果でもあります。ここでは20勝以上投手の大学と優勝回数を比較してみました。
20勝以上投手の大学
- 大阪体育大学・・・5人
- 関西国際大学・・・4人
- 甲南大学 ・・・2人
- 関西外国語大学・・・2人
- 大阪産業大学・・・2人
- 天理大学 ・・・1人
- 姫路獨協大学・・・1人
優勝回数
- 大阪体育大学 ・・・39回
- 天理大学 ・・・18回
- 大阪産業大学 ・・・10回
- 甲南大学 ・・・10回
- 関西国際大学 ・・・ 8回
- 桃山学院大学 ・・・ 3回
- 大阪経済法科大学・・・ 2回
- 姫路獨協大学 ・・・ 1回
上記の結果から、大阪体育大学については、いい投手がチームに勝利をもたらし優勝してきたということになりますが、天理大学については、多数の投手により優勝をしてきたという結果になります。
上原 浩治投手その他の記録
- 通算無失点勝利 13勝 1995年春~1998年秋
- 1試合最多奪三振 21個 対 大阪経済法科大学
- ノーヒットノーラン 1998年春 姫路獨協大学
背番号19に込められた想い。19才の一年間がいかにすごかったかこの結果から想いの強さがわかりますね。
最後に
いかがだったでしょうか?
2020年は、天理大学から広島東洋カープに石原捕手が入団されました。
甲子園未出場選手などから、新たなプロ野球選手を輩出していく阪神大学リーグです。
今後とも楽しみに、応援していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!