緊急事態宣言の中、史上初の「決勝 智弁対決」で智弁和歌山が智弁学園に快勝し21年ぶり3度目の夏の甲子園優勝により幕を閉じた2021夏の甲子園大会。
優勝候補であった大阪桐蔭のエースナンバーの松浦投手は北海道出身、キャッチャーは愛知出身であり・・まあ、大阪桐蔭は特別ということもありますが。。
しかし、「何か野球留学の選手ばかりで自分の出身県を応援しようとしても・・・」と感じられた方も多かったと思われます。
ここでは、2021年夏の甲子園大会出場ベンチ入りメンバーデータの高校別に地元出身人数のランキングをつけてみました!
地元出身者がいないランキング
1位・・・敦賀気比(福井)1名
2位・・・盛岡大附 (岩手)、明徳義塾(高知)2名
3位・・・石見智翠館(島根)、智辯学園(奈良)、東海大菅生(西東京)、日本航空(山梨)、 明桜(秋田)3名
4位・・・浦和学院(埼玉)4名
5位・・・京都国際(京都)5名
以外にも大阪桐蔭は5位以内に入っていません。主力選手が地元でなく、北海道などでインパクトがありましたが、7名は大阪出身者でした。
敦賀気比については、福井県出身者が1名とは・・。
福井県代表とは言えませんが、全国の高校生が集まっています。。
ちなみに敦賀気比のメンバー出身地は以下のとおりです。
京都 7、大阪 3、兵庫3、奈良 2、広島 1、福井 1、富山 1
地元出身ランキング
1位・・・阿南光(徳島)、沖縄尚学(沖縄)、宮崎商業(宮崎)、弘前学院聖愛 (青森)、高岡商業(富山)、作新学院(栃木)、小松大谷(石川)、倉敷商業(岡山)、帯広農業(北北海道)、長崎商業(長崎)、東北学院(宮城)・・・18名全員
2位・・・高松商業(香川)、新田(愛媛)、静岡(静岡)、前橋育英(群馬)、日大山形(山形)米子東(鳥取)・・・17名
3位・・・熊本工業(熊本)、県立岐阜商業 (岐阜)、北海(南北海道)・・・16名
出身選手が多い都道府県ランキング
1位・・・大阪 76名
2位・・・福岡 38名
3位・・・北海道 35名
4位・・・兵庫 34名
5位・・・愛知 31名
大阪出身者の野球熱はさすがとしかいいようがありません。全体の9%が大阪出身者です。北海道は地元率の高い2校選出が大きな要因ですね。
出身選手が少ない都道府県ランキング
1位・・・岩手、福井、高知 2名
2位・・・島根 3名
3位・・・秋田、大分 6名
敦賀気比、盛岡大付属、明徳義塾など地元出身率の低い学校が代表となるとこのような結果になるのでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか?
意外に敦賀気比が地元1名という結果に、驚きました。
一般的に地元枠といわれるものも関係なく、能力の高い野球少年の育成といった面では、地元にとらわれないメンバー選定は評価すべきものかもしれません。
今後とも野球留学生の中から、偉大なプロ野球選手が生まれることを期待しています!