いよいよ声をだしての応援となりそうな２０２３春のセンバツ高校野球。
ブラスバンドや応援団の風景が帰ってくれば、盛り上がること間違いないでしょう。
しかし、出身地の学校を応援しようとしても、「何か野球留学の選手ばかりだ・・・」と感じられることも多いと思います。
ここでは、２０２３年夏の甲子園大会出場ベンチ入りメンバーデータの高校別に地元出身人数のランキングをつけてみました！
地元出身者がいないランキング
１位・・・山梨学院（山梨）、鳥取城北（鳥取）２名
２位・・・高崎健康福祉大高崎 （群馬）、龍谷大平安（京都）３名
３位・・・仙台育英（宮城）、東北（宮城）６名
４位・・・クラーク国際（北海道）、慶応（東京）、東海大菅生（東京）、大垣日大（岐阜）、敦賀気比（福井）７名
明治神宮大会優勝の実力ナンバー１の大阪桐蔭は８名大阪出身でした。エースの前田君は滋賀出身であり、近畿の選抜メンバーといった感じでしょうか。
山梨学院、鳥取城北は地元出身メンバーが２名とは・・。
しかし、全国の高校生が集まっています！
山梨学院のメンバー出身地は以下のとおりです。
東京６、神奈川３、山梨２、静岡２、長崎２大阪１、岐阜 1、愛知1
鳥取城北のメンバー出身地は以下のとおりです。
大阪 5、兵庫5、広島３、鳥取２、和歌山１、奈良 1、京都 1
地元出身ランキング
１位・・・氷見（富山）、石橋（栃木）、城東（徳島）能代松陽（秋田）、社（兵庫）、光（山口、大分商（大分）・・・全員
２位・・・作新学院 １７名
３位・・・高松商、沖縄尚学・・・１６名
２１世紀枠の３校含め公立高校では地元出身者が多くなっています。
そのような中で作新学院の地元率の高さが目を引きます。
出身選手が多い都道府県ランキング
１位・・・大阪、兵庫 ５３名
２位・・・東京 ４０名
３位・・・栃木 ３８名
４位・・・愛知 ３４名
５位・・・香川 ３１名
大阪、兵庫出身者の野球熱はさすがとしかいいようがありません。併せて全体の１６％が大阪・兵庫の出身者です。
出身選手が少ない都道府県ランキング
１位・・・鳥取 ３名
２位・・・山梨 ４名
３位・・・群馬 ５名
鳥取城北、山梨学院、高崎健康福祉大高崎など地元出身率の低い学校が代表となったことが大きな要因でしょう。
最後に
いかがだったでしょうか？
山梨学院、鳥取城北が地元出身者が少ない結果となりました。
一般的に地元枠といわれるものも関係なく、能力の高い野球少年の育成といった面では、地元にとらわれないメンバー選定は評価すべきものかもしれません。
今後とも野球留学生の中から、偉大なプロ野球選手が生まれることを期待しています！