甲子園への近道は?中学野球チームの選び方 3つのポイント!

中学野球

小学六年生、野球少年の夢

ひとつはプロ野球選手

もうひとつ夢は甲子園出場ではないでしょうか?

中学野球をどう選択するかが、甲子園出場の可能性を高めるポイントと言っても過言ではないでしょう。

ここでは中学野球の選び方を紹介します。

甲子園常連校へのパイプ

毎年そのチームから多数進学してる高校があります。いわゆるパイプです。

例えば履正社に行きたい!といっても、そのチームから1人も実績がない場合、非常にハードルが上がります。

逆に毎年進学している場合、履正社に行ける可能性が高まります。

選手の進路は、クラブチームのホームページに記載されてる場合が多いので、入団前に必ずよく調べましょう

中学硬式野球におけるパイプはどこか?進学先を独自にまとめてみました。記事はこちらからです。

とにかく全員私学へ進学チーム

全員が有名私学に進学というチームがあります。

チーム方針として、中学時代の実績、実力により、甲子園優勝を狙えるチームから、地方から甲子園を目指すチームへ割り振りを行い、全員の進路を面倒みるということでしょう。

メリットとしては最後まで野球留学などの進路を探してくれるということです。

野球少年の中には全く勉強ができず、公立高校への進学が難しい子もいますので、野球を続けた甲斐があったと実感するのではないでしょうか。

デメリットは、半ば強引に勧められたと捉えてしまう場合があるということです。地方の高校で甲子園を目指したはいいが、メンバー入りできなかった場合などに選択した進路へ疑問を抱くというものです。合意の上で高校を選んだものの、あとで「無理やり行かされた」といった声がよく聞こえてきます。

例えばこんなチームへのリンク先です。

実力次第、進学自由主義チーム

また、半分以上の進路が公立高校のところもあります。

これは、実績、実力のある子のみ甲子園にチャレンジして、あとは無理に私学を勧めず、勉強も高校野球もバランスよく頑張った方がいいという方針になります。

メリットは中学時代の伸び代に応じて、甲子園を目指すこと以外に進路を変更できることです。

デメリットは、せっかくクラブチームで頑張ったのに、野球推薦を受けることができず、受験を頑張ることになり進学への不安、逆恨みからクラブチームへ不満を持つことになります。「お金もかかったし、あれだけ協力したのに全然紹介してくれなかった。」といった声をよく聞きます。

例えばこんなチームへのリンク先です。

卒団生の進路に「行きたい高校があるか?」を確認たうえで、進路状況により上記メリット、デメリットを参考にしてください。 

チームの練習日程

毎日練習、平日2回+土日練習、土日のみ練習。これも上達を考えるうえで重要です。

毎日練習チーム

毎日練習がある方が、いいにこしたことはありません。

しかし、学校の成績が悪くなってきても塾にいくこともできないため、成績をあげることが難しくなります。

平日+土日練習チーム

平日何日か練習を行い、残りは学習塾へ、土日は野球。このバランスがベターでしょう。

土日のみ練習チーム

平日は自主練習。もしくは学校の陸上部などで下半身強化をするという子もたくさんいます。

シーズンに入れば、土日はほとんど大会や練習試合となります。

そこで、日頃の自主練習の成果を発揮します。

しかし、毎週試合があるのに試合に全くでられない、ほぼ控え選手で代打に一打席のみ出場。そういった場合、このチームを選択して正解か?と疑問になります。

「試合にでなくても学ぶことができる」との考えもあるかもしれませんが、本当は「試合にでてナンボ」ではないでしょうか?

また、強豪私立高校でも、ある程度の学業の成績を必要とする高校も多数あります。塾の費用もまた必須費用といえるでしょう。

親の負担

親も子供と同様に、既に少年野球を経験されたと思いますが、この時点で親の方がもう懲り懲り状態になられているご家庭も多数あります。

しかし、「甲子園行って、プロ野球選手になって親孝行する!」なんて言われたら、協力しない親はいないでしょう。

ここでは親の負担についてまとめたいと 毎日練習チーム 思います。

お金がどれくらいかかるか?

まず、入団金、登録費、保険などで2万円、ユニホーム、バックなど5万円、グローブ、バットなど5万円、4月には10万円程度とかなりの出費になります。

次に月会費、ローカル大会積立金、保護者会会費、グランド整備費、マイクロバス維持費などが毎月1.5万円程度かかります。

さらに遠征費用を都度3千円徴収、合宿費用2万円、ローカル大会へは協賛金という形で毎年3~5万円、卒団式への親の参加費用二人で1万円など、まだまだ数え上げればきりがありません。

硬式クラブチームはとにかくにお金がかかります。年間50万円は最低でも必要でしょう。

経済的に困窮されている場合は、ひとまず中学の部活動で頑張ってもらうしかないと思います。

少しでも足しになればと、アフェリエイトなどをはじめてみたい人はこちらを参考にしてください!

グランドがあるか?

グランドのないジプシーチーム、意外にもこれが多いのです。

グランドが固定されていない場合は、ネットやボールなどの野球道具を運搬しなければならず、そこを父母会の方で段取りすることになっている場合は大変です。

練習場所が固定の場合でも、公営グランドの場合は、市町村への申し込みなどが任される場合もあります。

役員などの負担はどうなっているか?

会長、副会長、会計、ローカル大会担当、合宿担当、審判部、お茶当番、グランドの手入れなど、お父さん、お母さんがフル回転のチームが多々あります。

土日が休みのお父さんでなければ、お手伝いがしにくくなります。

役割が多ければ多いほど、揉める確率が高くなるのは間違いないでしょう。

中学硬式野球におけるトラブルと対処法についてまとめてみました。こちらをご覧ください。

最後に

ポイントのまとめ

  • 行きたい高校の目標を決めて選ぼう!
  • 強豪私立高校でもある程度の学力が必要です。勉強とのバランスを考えて選ぼう!
  • 親の負担は莫大です。家庭内でよく相談して決めましょう!

以上、中学野球チーム選びのポイントを紹介しました。

最後の最後に

中学硬式野球チームは、自転車で通える範囲だけでなく、親の協力を得て名門硬式チームへ車で1時間かけて送迎してもらっている子供もたくさんいます。

また、中学部活動終了後、中3の夏休み以降に硬式クラブチームに入って高校野球への準備をするパターンもあります。

中学の間に下記のことを決めなければなりません。

  • 大阪や神奈川などレベルの高いところで切磋琢磨するのか?
  • 鳥取、高知など甲子園出場確率の高いところで、とにかく甲子園を目指すのか?
  • 東大、京大の野球部で大学野球を頑張るのか?
  • 地元の公立高校でレギュラーとなり、野球の能力を高めていくか?

詳しくはこちらの記事を参考にしてください!

中学時代は身長が20cm以上伸びる時であり、まさに体も野球も成長期となります。成長の遅い早いがありますので、入団断面でベターを選択できるよう参考にしていただければと思います。  

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