はじめて、ぎっくり腰を発症してから約２０年が経過しました。
あまりの痛さと情けなさにさまざまな対策を講じてきましたが、その体験談と評価についてまとめましたので、読者の方の腰痛対策への参考に少しでもなれば幸いです。
目次
私の腰痛タイプ
２０代後半ではじめてギックリ腰を発症し、右側の腰のハリが長い間とれませんでした。
その後２０年の間に１０回以上はギックリ腰を繰り返しております。
「こんなことではダメだ！」ということで、さまざまな対策を得て現在のところ２年以上はギックリ腰をおこしておりません。
腰痛対策８選
私の体験によるランキングです。重要だと思う順に記載しています。
※私の体験談と感想を参考にしていただくべく記載しており、効果には個人差がありますのでご容赦ください。
整形外科など専門医による受診
ほんと一般的すぎて申し訳ありませんが、整形外科医などの専門医による受診、これが一番大切です。
しかし、私の場合は整形外科に行っても痛みがすぐとれる訳ではないとの判断で、受診をおろそかにしてきました。
初めてギックリ腰になったときの受診の話です。
レントゲン結果、骨に異常はありません。安静にしてください。
でも痛いままなんですけど・・・
病院というのは先生との信頼関係、相性によるものが非常に大きく、これ以来長らくどんなに腰痛が酷い時でも整形外科を受診することがありませんでした。
よく考えてみたら、この時は休日の緊急だったかもしれません。専門の先生でなかったため、なんだか形式的な診察であり、嫌になったのかもしれません。。
さまざまな対策を経て、あまりにも腰痛とのお付き合いが長いため、１５年ぶりくらいにＭＲＩをとってもらうべく割と有名な整形外科を受診しました。
レントゲン結果、骨に異常はありません。
前と一緒やん。。。そやから嫌やったんや～
ＭＲＩも無理してとる必要はありません。
体を柔らかくすれば症状は確実に緩和します。
あきらめないで、頑張って下さい！
あなたと同じような方はたくさんいますよ！！
そうなんですね。頑張ってみます！
ということで、痛みがすぐとれるわけでも緩和されるわけでもないですが、対応策の方向性が明確になりました。
メリット
- 正しい治療への方向性が示される。
- ギックリ腰の場合、ブロック注射などの処方を受けることができる。（私はうったことがありませんが・・）
デメリット
- ほぼ１日受診のために使う。
- 受診を待っている間、余計に腰痛が酷くなる。
- 基本的に痛みがすぐ緩和しない。
腰痛の中には、実は内臓の病気であったり大きな病気が隠れている場合もあります。
どのような不調でもそうですが、自分が納得できるまで、専門医の受診をうけることが優先順位の一番です。
整骨院、接骨院
整骨院、接骨院、鍼灸院、カイロプラクティックの中には必ず都市伝説のような噂が広がっているところがあります。
- かなり遠方より来院されている。
- 来た時が嘘のように、すっと歩けるようになった。
といった話を聞きますが、私はそのようなゴッドハンドに出会ったことはありません。。。
しかし、確実に症状は楽になりますし、日々のケアといった意味で私にとって整骨院は欠かせない存在であります。
ただし、現在のかかりつけ整骨院に行きつくまでは、５、６か所は軽く通いました。
整骨院選びのポイントをまとめました。
治療の内容が柔軟であること
私の場合、右の腰に最もハリがあるのですが、日によっては右肩にきたり、左に移ったりと体は繋がってますので、症状が変わって当然です。
その症状を伝え、柔軟に対応してもらうことが、整骨院治療では特に必要だと感じています。
頑固な先生もおられますので、そういった先生とはおさらばしました。
通いやすさ
予約の必要な接骨院、整骨院も多く、なかなか行きたい時間に行けないところもあります。
待ち時間に腰が痛くなったり、遠方で通う運転により腰痛が悪化していては意味がありません。
行きたい時に手軽に行けるところを見つけましょう。
先生との相性
現在の整骨院では１０年来通っております。
治療とリラックスを兼ねていると考えておりますので、リラックスできない先生のところはやめておきましょう。
自分に合ういい整骨院、接骨院を見つけましょう！これが優先順位２番目です。
※健康保険の適用については正しく行ってください。
ストレッチ、ヨガ
整形外科で診察してもらった後、リハビリセンターのようなところで、腰痛対策のストレッチを教えてもらいました。要は太ももの後ろを柔らかくするストレッチでした。
体が固いとは感じていましたが、腰痛の原因であるとは思ってもみませんでした。
原因がわかった以上はやるのみと、毎日毎日繰り返しました。
日に日に常時の痛みはとれていきました。
「たったそれだけのこと」ではありますが、長年の習慣とはなかなか大変でしつこいものです。
その後、最後のギックリ腰になった後にヨガに取り組むことにしました。当初はyoutubeからB-Lifeという動画より、腰痛によく効くものからはじめ、現在では１５分程度のヨガストレッチ動画をみながら１日３回は実施しています。
また、ヨガ教室にも週１回程度通っており、結果からしてギックリ腰、腰痛軽減につながっていますので、優先順位の３番目として腰痛防止のストレッチ、ヨガをあげたいと思います。
マットレスの見直し
マットレス、重要です。
実際、出張などでホテル宿泊時の翌日、ギックリ腰になったこともあります。
はっきり言って、違うマットレスで寝るのは怖かったですが、最近では寝る向きを横向きにするとか、仕方のない場合は、寝方に工夫をして対処しています。
1日の3分の1をマットレス上で過ごすのですから、体に合うものを選択していきましょう。
現在、マットレスを見直してない方は今すぐ見直してみましょう。優先順位４番目として君臨します！
ロキソニンをはじめとする腰痛薬
腰痛初心者の頃は、安めのシップ薬から始まり、やはりバンテリンだなあとか、現在の外用薬のお気に入りはロイヒつぼ膏 大判タイプです。
軽度の腰痛や肩こりは、これでしのぎます。
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価格:693円 |
しかし、やっぱり困ったときは「ロキソニン」ほど頼りになる薬はありません。
どうしても我慢できないときには「ロキソニン」を飲んで対応します。
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価格:2,932円 |
優先順位の５番目として、頼りになる薬を見つけてお守り代わりに持っておくこととします。
マッサージ
マッサージ、気持ちいいです。
ただし、整骨院と違い保険治療外となりますので、１回安くとも３，０００円は必要になります。
また、場所にもよりますが、全然ダメな人もいます。
整骨院に行けないときや、出張先での空き時間に利用し、腰痛緩和に貢献しています。
全国630店舗以上！もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店【りらくる】
優先順位の６番目として、お気に入りのマッサージ店をみつけておくこととします。
椅子への対策
現状、仕事では座っている時間が非常に長く、その間に腰の筋肉が固まってしまうことが多くあります。
会社の椅子への対策、色々行ってきましたが、現状ではこれが腰への負担が少ないと感じています。現在２年半ほど使用しています。
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価格:8,580円 |
優先順位の６番目として、座り方・椅子対策を確実にです。
通勤時の靴の見直し
体重の増加も腰痛にはよくないと考えています。
そこで通勤を利用して歩く距離を増やすのですが、革靴で歩くとかなり負担を感じていました。
おしゃれ感はさておき、ここは健康第一でなるべくスーツに合いそうなウオーキングシューズを購入し使用しています。
やっぱり靴は大切です。是非腰痛対策の一つとして見直ししてください。
靴はアシックスか、ミズノが日本人の足にあっていると聞いたことがあり、それを信じて使っています。
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価格:8,690円 |
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価格:17,600円 |
優先順位の７番目として、腰にやさしい靴への見直しとします。
やっては見たが効果がよくわからなかったもの
カイロプラクティック
２０年前に複数回通いました。
事前に体をほぐしてもらう行為が気持ちよく効果を感じましたが、骨はすぐ戻ってしまうのであまり効果を感じませんでした。。
筋トレ・スイミング・ランニング
今も引き続き行っていますが、やりすぎると逆効果になることもあり、腰痛にとっては非常に微妙な調整が必要と感じています。
鍼灸
一撃で効く人もいるようですが、私はまだそのような鍼灸師とは出会っていません。かなり、色々通いましたが、私の腰痛には合っていなかったのかもしれません。
まとめ
腰痛対策としてたくさん大切なことはありますが、２０年を経過して改めて大切だとかんじているものは・・
- 適切な専門医の受診をうけ、治療の方向性を明確にする。
- 自分に合ういい整骨院、接骨院を見つける。
- 腰痛防止のストレッチ、ヨガを行う。
- マットレスを見直す。
- 頼りになる薬をみつけてお守り代わりに持っておく。
- お気に入りのマッサージ店をみつけておく。
- 座り方・椅子対策を確実に行う。
- 腰にやさしい靴への見直しをする。
まとめてしまえば、個々には当たり前な内容ばかりかもしれません。。
しかし、苦労に苦労を重ね紆余曲折しいきついた結果です。
皆さまの腰痛対策へ少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
